できない理由を探していませんか

平氏を滅ぼす者は平氏なり。鎌倉を滅ぼす者は鎌倉なり。しかるに、人はその原因をよそに求めようとする。徳川家康

徳川秀忠がまだ少年だったころ、高名な学者について日本史の講義を受けた後に、家康に対して「源義経や楠正成のような武将になりたい。」「知略・戦術に長けており、源義経の活躍なくして平氏は簡単に滅びなかったし、楠正成の活躍なくして鎌倉幕府はいとも簡単に滅びなかった。」そう述べています。 しかし家康は秀忠にこのように諭したそうです。
「確かにあの2人は知略・戦術に長けていたが、そのため平氏が滅んだり、鎌倉幕府が滅んだりしたわけではない。」「滅びた要因は己にあり、平氏がおごり高ぶることがなかえれば、時代は平氏に味方して、源氏は平氏を滅ぼすことはできなかった。また、鎌倉幕府が御家人を大切にしていれば、時代は鎌倉に味方して、反幕府勢力は生まれなかった。」「いずれも自業自得であり、身から出たサビで滅んだ。」と。

これらは現代人の私たちにも言えることではないでしょうか。多くの人は自分の非を棚に上げ、言い訳と責任転嫁に終始している光景を少なからず見ることが多いはずです。 自分の境遇に嘆いたり、身体的欠陥に嘆いたり、時間がないことをできないことの理由にしたりしているのです。

人生を好転させる方法

一朝一夕で、悪習慣を断ち切れるほど簡単なことではありません。
藁をもつかみたい一心で、世の中のすぐに出来ると謳った解決策を実践してきたのではないですか。
その結果が芳しくなかったのは、今の自分自身がよくわかっていることですよね。

悪習慣を断ち切ることさえできれば、必ず道は拓けてきます。あなたの人生の全てをムダにすることなく簡単に判断できる10の項目でチェックしてみませんか。

悪習慣を断ち切る方法

 

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